マイクロ法人とは?

サラリーマンを選ぶべきか。独立してマイクロ法人立ち上げるべきか考えてみた

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「自分の最大限のパフォーマンスを発揮するため独立したい!」と感じることはありませんか?

優秀なサラリーマンであればあるほど、会社に属していることに疑問を感じるようになり、会社に尽くすのではなく、「独立」を視野に入れるようになるように思います。

これは人生をより良いものにするとても前向きな思いですが、なんとなく「会社を退職する」ことには抵抗感がある人も多いですよね。

だから、独立に中って家族や友人から反対される人は多いです。

そうした状況でどう行動するのかの例として、とてもいい例を今回はご紹介したいと思います。

登場人物:

・優秀なビジネスコンサルタントの中西さん(34歳)
・公務員家庭だった中西さんの奥さま恵子さん(32歳)
・孫の愛花ちゃんを可愛がることに人生の楽しみを感じる恵子さんのお母さま静子さん(65歳)

背景:

中西さんは中堅企業のコンサル会社でITツールの導入支援を行いながらさまざまな企業の業績アップに貢献しているベテランコンサルタントです。

会社での売上は上々で、社内はもちろんお客さまからの信頼も厚いベテラン社員。

会社の業績も良好で、年2回の固定ボーナスに加えて年度末には決算ボーナスも10年以上支給されていて、生活は安定しています。

コンサルタントとしての自分のステップアップとして独立を考えることが多くなり、考え抜いた末マイクロ法人として独立することを決めました。

そして、そのことを家族に打ち明けたところ、心配性の奥さまとお母さまから反対されています。

しかし、中西さんは持ち前の安定の説得力を持ってそんなお二人の不安をいともかんたんに安心させました。ここではどんな会話が繰り広げられたのか、覗いてみたいと思います。

ミッション1 マイクロ法人は不安定という認識を払拭せよ

まず真っ先に口火を切ったのは、母静子さん。

「今安定して生活をしているでしょう?それを捨てて不安定な独立を選ぶなんて、後で後悔するんじゃないの?愛花ちゃんの学費のこととかを考えると、心配だわ…。」

中西さんは、落ち着いた口調でこんな風に答えました。

「義母さん、会社勤務なら安定した収入を一生維持できると思われますか?
IT化が進む昨今では、顧客のニーズが常によりワンランク上のものへと遷移し、その範囲も広がり続けています。
これはとても素晴らしいことですが、ある程度の人数になった会社がそれに追いついていくことはとても難しいことです。
企業はお客さまが必要とするニーズに答えられるから選ばれるのですが、追いつけなくなってくれば当然選ばれません。
安定した会社であるほど、変化の必要性に気づきにくく、ふと気が付けば選ばれない会社になってしまうのです。
そのリスクこそ、今の時代一番怖いことなのですよ。
だからマイクロ法人として独立できればとてもスピーディーに意思決定ができますのでそのリスクを回避できるのです。」

なるほどと納得した様子の静子さんですが、堅実な恵子さんはまだ不安そうです。

ミッション2 収入に対する不安を払拭せよ

「収入が減る可能性はどれくらいあるの?増えるかもしれないけど、減るかもしれないし、月の収入が保証される訳ではないから不安定になるのよね?」

なるほど、さすが公務員家庭で育った恵子さんは保証があって欲しいと思うようですね。

そんな恵子さんに中西さんはさらに落ち着いた様子でこう返します。

「会社員は、自分の給与の少なくとも3倍以上は売上をあげるのだよ。
もちろん、会社を維持するための家賃や事務員の給与、会社の資産など必要なものに当てられているけれど、それにしても売り上げの3分の2も回収されてしまうのは納得いかなくないか?
確かに毎月の最低賃金が保証されている訳ではないけど、今の収入以上になるまではこれまでの自分の実績から考えると難しくないし、そんなに時間もかからないよ。
それにマイクロ法人なら頑張れば頑張るほど、効率的に仕事を回せれば回せるほど、収入を天井なしに増やせるから何かあった時の保証としてお金を貯めておけることが一番安心なんじゃないかな。」

実践編 マイクロ法人立ち上げ診断テスト

出典元:Founder Institute, Inc.

問1~7) 左右の複数の模様の中で、一つだけ異なる模様があります。その模様の番号を選択してください。

起業家タイプ診断テスト

問8)自分の性格に近い方を選択してください。

a. 皆と仲良く話しがしたい
b. グループの議論はできるだけ深めたい

問9)自分の性格に近い方を選択してください。

a. 想像力が豊かだ
b. 細か点に気が利く

問10)自分の性格に近い方を選択してください。

a. 新しいアイディアを聞くとワクワクする
b. 面白い話しにも簡単には動じない

問11)自分の性格に近い方を選択してください。

a. 基本的に人々の善意を信じている
b. ボキャブラリーが豊富

問12)自分の性格に近い方を選択してください。

a. 友達を作るのが得意
b. 豊かな表現でものごとを伝えるのが上手

これはシリコンバレーのスタートアップ起業家育成プログラム「The Founder Institute」にて、科学的な側面から起業家適性テストを作成したものです。

それぞれの設問に対して、下記の答えが当たっている場合は1点を加算し、合計点を計算します。

問1)5 問2)5 問3)3 問4)2 問5)1 問6)3 問7)3

問8)B 問9)A 問10)A 問11)B 問12)B

10-12点: かなり強い起業家特性があります。強い興味と独創性で既存の仕組みを変え、世の中の問題を解決していく能力を持っています。

6-9点: それなりの起業家特性の持ち主です。新しいアイディアを考えたり、問題解決に対しての能力は高いですが、その一方で,全体的な能力値は起業家レベルには至っていません。

3-5点: 起業に興味はあるが、あまり起業家の適正があるとは言えません。他の人達のサポート役にまわるか、現在の仕事に専念するのがおすすめです。

1-2点: あまり起業家には向いていません。世の中の95%の人達がこのタイプです。

最後に

IT化が加速する中、人生はより豊かにかつ複雑化しており、時代が進むにつれその傾向が増してくることは間違いないです。

だから一生同じ仕事で安定していくという一昔前の考え方は通用しなくなっているのですよね。

マイクロ法人を立ち上げる人は、それがいかに今の時代において必要なものなのかを理解しています。

この例でご紹介した中西さんの受け答えは、マイクロ法人を立ち上げる理由をまさに捉えたものであり、さすがベテランのビジネスコンサルタントだと関心します。

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コンサルタント紹介:Hiroshi Yamanaka

ネットショップのユーザビリティや導線の設計を手掛けるデザイナー兼コンサルタント。 最近はUSPの構築など戦略全体から手掛ける事も増えているため、 クライアントの価値観や物事の本質を見極めることを心掛けている。